歯磨きとフロス、そして歯科受診

ライフ

過去の自分に言ってあげたい。そのままだと虫歯や歯周病が増えて将来辛いかもしれないぞ!

歯の健康を守るためには1日2回以上の歯みがきと1日1回以上のフロス、そして定期的な歯科受診が大切。

たったこれだけで虫歯治療のために歯医者さんに毎週、数か月に渡って通わなくてもよくなる(治療のお金もかからない)。

「今はまだ大丈夫。」「今日くらい磨かなくてもいきなり虫歯にならないでしょ。」そんな風に思っていた昔の自分に言ってあげたい。

今回は予防歯科の大切さについて書いていきます。

歯みがきの頻度は1日2回以上

「毎日何回歯みがきすればいいの?できれば1回もやりたくないんだけど」という過去の自分いその答えを伝えてあげたい。

下にある調査(論文)によると、1日2回以上する人は1日1回以下の人よりも虫歯が出来づらく、1日1回以上する人は1日0回の人よりも虫歯が出来づらい。そして、1日2回する人と1日3回する人の虫歯の頻度は大きく変わらない。

Effect of Toothbrushing Frequency on Incidence and Increment of Dental Caries: A Systematic Review and Meta-Analysis

Effect of Toothbrushing Frequency on Incidence and Increment of Dental Caries: A Systematic Review and Meta-Analysis - PubMed
Toothbrushing is considered fundamental self-care behavior for maintenance of oral health, and brushing twice a day has ...

子どもの時の自分は英語で書かれているこの論文の文章を読むことはできなかったと思うけれど、これを分かりやすくするとこんな感じ。

虫歯は頻度は、1日の歯みがき回数0回>>1回>>2回 ≒ 3回

つまり、1日2回以上歯みがきすれば良いということだった。

フロスの頻度は1日1回以上

歯みがきを1日2回やっていればそれで良いんじゃないの?という過去の自分の声が聞こえてきそうだけれど、歯医者に行くと衝撃的なことを言われる。

「歯垢が溜まっていますね」

毎日2回歯みがきしているにも関わらず歯が汚れている!

そして、それは歯みがきが上手くないからではないかもしれない。

どうしたって食べ物のカスが残りやすい部分があるらしい。それが歯間だ。

歯間にはさまった汚れを取り除くにはフロス(糸ようじ)を使うのが便利らしい。

自分はフロスを初めて使った時に取れた汚れの量と臭いに驚いた。こんなに汚れが溜まっていたんだ!百聞は一見に如かず。ぜひ一度やって欲しい。

フロスの理想的な頻度は上の論文には載っていなかったけれど、Googleで検索すると色々と出てくる。歯医者さんのホームページには歯みがきと同じ回数、1日1回以上、週に2回以上などが載っていた。

週に2回以上とするとサボる可能性があるので、1日1回以上継続するようにしよう。

歯科受診は定期的に

1日2回以上の歯みがき、1日1回以上のフロスによるセルフケアで歯の健康は保たれる。これで虫歯治療に通わなくて良くなる。

って聞いたのに、なんで歯科受診しなくちゃいけないの??

歯科受診の目的は①セルフケアの効果チェック(虫歯の確認)②セルフケアのやり方を教わる(歯科衛生士さんによるレクチャー)

自分の歯みがきがちゃんと効果があるのか確認するのと、そもそもの歯みがきやフロスなどのお口のケアのやり方をプロの歯科衛生士さんに教わるのが目的となる。

受診頻度は安定すれば3〜6か月に1回。これは虫歯になった時の頻度と比べたら段違い。

まとめ

歯の健康を守るためには1日2回以上の歯みがきと1日1回以上のフロス、そして定期的な歯科受診が大切。

歯の健康、ひいては虫歯治療に振り回されない暮らしを手に入れるために、コツコツとやっていこう!それではまた!

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