ここ2か月ほど果物生活を送っている。
ここで言う”果物生活”はカゴメの野菜生活のシリーズではない。
また、ネットで「果物生活」で検索すると出てくる、すべての栄養と水分を果物から摂取する生活をしている中野さんがやっているような極端なものでもない。
“果物生活”とは
“家に常に3〜4種類の果物を置いておき、毎日2種類ほどの果物を食べる生活のこと”で自分で勝手に命名した。
2か月ほど続けてみて、充実感や幸福感が上がった。
果物のラインナップはいちご、リンゴ、キウイフルーツ、パッションフルーツが基本(スタメン)。そこにその時によってみかん、オレンジ、ぶどう、パイナップル、梨などが入ってくる。
旬のものが食べたいとか、甘いものだけでなく酸味があるものが欲しいとか言って決める。日常的に食べるものだからとても高級なものは入ってこない。けど美味しいシャインマスカットが食べたいなどというリクエストもある(まだ叶えられていない)。
日替わりで組みあわせを変えて食べるから3〜4種類は必要だけれど、生ものだから買いすぎてもいけない。
特に注意が必要な果物「いちご」
いちごは味は間違いなく美味しいのだけど、とっても繊細で、スーパーから帰る時にはつぶれないように最細の注意を払わないといけないし(個人的には「いちご」と「寿司」が2大スーパーから持ち帰りづらい商品だと思っている)、家での保管中にも悪くなっていないか常にチェックが必要だ。
手のかからない他の果物たち
リンゴ、キウイフルーツ、パッションフルーツ、みかん、オレンジ、ぶどう、梨。どれも手がかからない。パイナップルはカットするのに少し手がかかるけどいちごさんに比べたら可愛いものだ。
キウイフルーツやパッションフルーツは追熟が可能で、甘くしたい時は室温にしばらく置いておき、追熟を止めたい時は冷蔵庫に入れる。
現代人が昔の偉い人よりも果物的に恵まれている!
シーズンや土地柄によって取り扱われる種類が変わる果物たち。
昔の人は流通の発達が進んでいなかったから、他の地域のものはめったに食べられなかったに違いない。日本国内で作られるあらゆる果物が店頭に並び、オンラインで注文できる。国外からの輸入品も輸入業者さんたちのおかげで手に入る。
現代は食べ物が美しくて、楽しいことが本当に多いなと思う。昔のどんな偉い人よりも贅沢な暮らしができる現代の庶民。不幸になる人が産まれない限りは、この恵まれた境遇を享受しない手はないね。
他のお菓子も美味しいけれど、自然が産み出したナチュラルボーンデザート、それが果物。そんな果物を植物達の繁栄のためではなく人間の欲のためにいただくことをお許し下さい。
さて、明日も果物生活だ。
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