海の中は宇宙のよう
自分の好きなものの中に「宇宙兄弟」というマンガがある。言わずと知れた今をときめく宇宙飛行士マンガだ。
宇宙兄弟を読んでいると、宇宙飛行士やその関係者達の仕事の喜びや苦労(苦悩)を少し知った気になる。そして、宇宙のことが好きになる。
沖縄に来てからシュノーケリングやダイビングをするようになった。
以前はひとりでシュノーケリングをしたり、ダイビングショップに乗せてもらうことが多かったが、現在は自分よりも経験の多い妻(ダイビング本数が自分と桁違い)と一緒にすることが増えた。
そんな妻にダイビングが好きな理由を聞いたら「海の中は宇宙のようだから」と言っていた。
その感想を聞いた時、なるほどなぁと感心した。何がなるほどなのかはわからないけれど、海の中にいる感覚が独特であることを面白く表現していると思う。
自分の周りを水に包まれて、外の世界から海のよって遮断(?)された感覚が、「宇宙にいる状態」に近いという風に自分は理解している。
初心者はマスクに水が入りやすいんだよ。嬉しくてニヤけちゃうからね。
自分は沖縄に来てからシュノーケリングとダイビングをしたけど、初めてシュノーケリングで見た海の中で色鮮やかなお魚たちが泳いでいて綺麗だったのを覚えている。
また、ダイビング始めたての時によくマスク(水中メガネ)に水が入ってしまっていた。マスクに水が入ってくるのは、マスクに髪の毛が挟まっていたり、使い慣れていなかったりといった原因だったかもしれない。
でもその時にインストラクターTさんから言われたのは、
「初心者はマスクに水が入りやすいんだよ。嬉しくてからニヤけちゃうからね。眞栄田さんもそうですね。」
本当かどうかは置いておいて、なんだか嬉しくなった。それだけ海の中の世界を楽しんでいたんだと思う(感動)。
どんな景色が見られるかは出来れば自身の目で見て欲しいと思う(様々な理由で難しい場合は、ダイビング動画がオススメ)。
自分の場合は、色鮮やかなサンゴの佇まい、目を奪われるおさかなたちの世界、海中から海面を見上げた時のきらめきが印象に残っている。
ダイビングで経験する深い海の世界は青色。ディープブルー、オーシャンブルー、群青色、青の種類はどれくらいあるんだろう(白は100種類あると聞いたことがある)。
海を題材にした絵が沢山あるのもうなずける。あの色を出したくなるんだろうな。
これを読んだ人は、自身の見たその海の色を何ブルーと表現するだろうか。
ひとりで沖縄の離島に泊まりに行き、体験ダイビングをする
自分は小さい頃は卑屈になる時も多かった。無気力になって、もういつ死んでもまあ良いかと思ったこともあった。
子供時代、学生時代、社会人になってから、人それぞれ色々な思いを抱えていると思う。
自分の世界を見つめ直す時、自分自身を見つめ直すことが大事だと聞く。
人はそのために山登りをしたり、本を読んだり、旅行に行ったりするのだろう。
自分としてはそこに、海の中の世界を見るという行動が加わっても良いと思う。
自分がおすすめする海の中の世界の体験は、ひとりで沖縄の離島に泊まりに行き、体験ダイビングをすることだ。
「沖縄 離島 体験ダイビング」で検索すると楽しげなサイトがたくさん出てくるはず。
ひとり旅行で日常(今までの人間関係)から離れ、沖縄の離島(ゆかりのない場所)で見慣れない景色を見て、ダイビングで海の中の世界(まるで宇宙)を経験して、地元の民宿でその土地のご飯を食べる。そして運が良ければ夜には星空を見る。
2泊くらいして、早朝の散歩や午後のサイクリングも個人的には楽しいと思う。
そんな時を過ごしていると、来る前よりも少し、染みついていた辛さが落ちているかもしれない。
そして、旅のお供に持っていく小説から思わぬ気づきが得られることもあるかもしれない。それではまた。
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